2016年02月13日

2016年2月13日(土)N響定期コンサート

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート

2016年2月13日(土) N響 定期公演です ♪

第1830回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77 → 曲目解説
ニルセン/交響曲 第5番 作品50 → 曲目解説

 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
 ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン

2月定期公演の聴きどころ

 2015年10月の首席指揮者就任を記念する一連の演奏会で大きな成功を収めたパーヴォ・ヤルヴィ。
マーラー、R.シュトラウス、バルトークなどの大作でオーケストラ音楽の醍醐味を堪能させてくれた。
そんな彼が2月もまた、NHK交響楽団の魅力を最大限に引き出すプログラムを披露する。

★ パーヴォのもうひとつの扉北欧音楽に触れる機会
 
エストニア出身のパーヴォ・ヤルヴィは、自国のペルト、トゥールだけでなく、フィンランドのシベリウス、デンマークのニルセンなど、北欧音楽の紹介に熱心に取り組んでいる。

★ Cプログラムでは、ニルセン《交響曲第5番》を取り上げる。
シベリウスと同じ1865年に生まれたニルセンは、6つの交響曲を残している。
《交響曲第5番》は第一次世界大戦後の1921〜22年に書かれた。
2つの長大な楽章からなり、第1楽章の小太鼓の行進曲風のリズムがマーラーやショスタコーヴィチを思い起こさせる。
終盤のクラリネットのソロも聴きどころ。
第2楽章は急緩2つのフーガのあとに力強いクライマックスを迎える。
モダンさと美しいメロディとが融合したスケールの大きな音楽。

 その他、協奏曲などでの共演者の豪華さが際立っている。
今、世界的にもっとも注目されている若手女性奏者である、ヴァイオリンのジャニーヌ・ヤンセンの登場も楽しみ。
オランダ出身のヤンセンは、すでに2005年(メンデルスゾーン)、2009年(チャイコフスキー)、2012年(ブルッフ第1番)にもN響定期公演に出演しているので、日本の聴衆にもお馴染みであろう。
今回もロマン派のヴァイオリン協奏曲だが、ついにブラームスを取り上げる。
スケールの大きな演奏が期待できる。[山田治生/音楽評論家]

このコンサートの放送予定
2月12日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm〜9:10pm

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これまでに聞いた、パーヴォ・ヤルヴィ&N響 の 定期コンサート
 2015/10/24 10月N響定期はヤルヴィと五嶋みどり
 2015/02/14 2月N響定期は庄司紗矢香

ヴァイオリンのヤンセンは、N響定期公演に出ているそうですが、まだ聞いたことがありません。楽しみ!

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 本日の曲と演奏者のCDなどを聴いてみましょう

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ

 ニールセン:交響曲全集
・ ベートーヴェン:交響曲全集
・ R.シュトラウス:英雄の生涯&ドン・ファン

  

ヴァイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン

 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲/バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番
・ チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
・ Bach Concertos

  

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 ⇒ N響定期演奏会のまとめ 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
 ⇒ N響定期 コンサート 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
 
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2016年01月16日

2016年1月16日(土)N響定期コンサート

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート

2016年1月16日(土) N響 定期公演です

第1827回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

♪ ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102 → 曲目解説
♪ ベルリオーズ/幻想交響曲 作品14 → ♪試聴と曲目解説

 指揮:トゥガン・ソヒエフ
 ヴァイオリン:フォルクハルト・シュトイデ
 チェロ:ペーテル・ソモダリ

このコンサートの放送予定
 1月15日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm〜9:10pm

ソヒエフのN響との最近の共演 ⇒ Myブログ:2013/11/16 「11月N響定期はロシア音楽の真髄」

1月定期公演の聴きどころ
 新春を迎える1月の定期公演では、国際的に注目を浴びるふたりの気鋭が指揮台に立つ。
山田和樹指揮のAプロ、トゥガン・ソヒエフ指揮のB、Cプロ、それぞれの指揮者の個性が存分に発揮されそうなプログラムが用意されている。

◇ ソヒエフ、ゲニューシャスが魅せるロシア音楽の真髄
 BプロとCプロでは、北オセチア出身の俊英 トゥガン・ソヒエフが登場する。
11月に来日したベルリン・ドイツ交響楽団の音楽監督を務めるほか、トゥールーズ・キャピトル劇場管弦楽団音楽監督やボリショイ劇場音楽監督といった要職を務めている。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団などトップレベルのオーケストラにも客演し、飛ぶ鳥を落とす勢いを感じさせる旬の指揮者である。
 N響との最近の共演は2013年11月定期で、スケールの大きなチャイコフスキー他を聴かせてくれたのが、記憶に新しい。

◇ ソヒエフとの共演歴もあるシュトイデとソモダリを独奏に招いて
 Cプロでは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のフォルクハルト・シュトイデとペーテル・ソモダリを独奏に招いたブラームス《ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲》、およびベルリオーズの《幻想交響曲》が演奏される。
ソヒエフは2013年にウィーン・フィルに客演した際にも、同じソリストと同じプログラムを指揮しており、これらは得意のレパートリーといっていいだろう。
《幻想交響曲》はトゥールーズ・キャピトル劇場管弦楽団との来日公演でも演奏されているが、N響ではまた一味違ったテイストが生み出されるはず。
濃厚にして強烈な《幻想交響曲》を期待したいものである。[飯尾洋一/音楽ジャーナリスト]


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♪ ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102
  


♪ ベルリオーズ/幻想交響曲 作品14
  


 指揮:トゥガン・ソヒエフ
  

 ヴァイオリン:フォルクハルト・シュトイデ
 
 
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2015年12月12日

2015年12月12日(土)N響定期コンサート

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート

2015年12月12日(土) N響 定期公演です
第1824回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

マーラー/交響曲 第3番 ニ短調 → 曲目解説
指揮:シャルル・デュトワ
アルト:ビルギット・レンメルト
女声合唱:東京音楽大学
児童合唱:NHK東京児童合唱団
12月定期公演の聴きどころ
 12月の定期公演は、N響名誉音楽監督シャルル・デュトワが登場する。
デュトワはこれまでたびたび演奏会形式でオペラや劇音楽に取り組んできた。
昨年は、ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》で、繊細さと洗練を極めた演奏で聴衆を魅了したが、今回は、R.シュトラウスの《楽劇「サロメ」》を取り上げる。
さらにバルトークやマーラーなど、デュトワ得意の近現代作品による充実のプログラムに期待が高まる。

◇ 大規模なマーラー作品をN響の力強い響きで存分に味わう

 デュトワ指揮のマーラーの交響曲と言うと、2011年12月定期の《交響曲第8番「一千人の交響曲」》の感動的な演奏が記憶に新しい。
Cプロでは、待望のマーラー《交響曲第3番》が演奏される。
デュトワはこれまでもN響定期でマーラーの交響曲を取り上げてきたが、《第3番》は、今回が初めてとなる。
 マーラーの交響曲のなかでも大規模なこの作品は、6楽章構成で、オーケストラにアルト独唱、女声合唱、児童合唱が加わる巨大な編成である。
第4楽章でニーチェのテキストを歌い、第5楽章で合唱とともに登場するアルト独唱は、バイロイト音楽祭に出演するほか、マーラーを得意とするビルギット・レンメルト。
彼女の温かい声が、音楽のすみずみまで広がり、心地よく伝わるだろう。
 《第3番》は、全体の3分の1近くを占める第1楽章に始まり、交響曲としては異例の長大な緩徐楽章で結ばれる壮大な楽曲である。
N響の力強く端正で、研ぎ澄まされた響きを最後の余韻までデュトワの洗練されたタクトで存分に味わいたい。
 これまで私たちの記憶に刻まれる数々の名演を残しているデュトワとN響。
その歴史に新たなページが加わることは間違いない。[柴辻純子/音楽評論家]

このコンサートの放送予定
12月11日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm〜9:10pm

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これまに聞いた、 デュトワ&N響 の 定期コンサート

 2014/12/13 12月N響定期はデュトワ
 2013/12/07 12月N響定期 デュトワの宗教曲
 2012/12/08 12月N響定期 デュトワのレスピーギ3部作
 2011/12/10 12月N響定期「青ひげ公の城」
 2010/12/11 12月N響定期 戦争レクイエム
 2009/12/12 12月N響定期、シャルル・デュトワ

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 本日の曲と演奏者のCDなどを聴いてみましょう

マーラー 交響曲 第3番

2011/2/12に聞いたチョン・ミョンフン「マーラーの交響曲 第3番」、素晴らしかった ♪
 ⇒ Myブログ:「2月N響定期、チョン・ミョンフンのマーラー」

 → マーラー 交響曲 第3番 CDなど

  

♪ 指揮:シャルル・デュトワの演奏
  

♪ アルト:ビルギット・レンメルト の演奏
  

♪ 東京音楽大学 の演奏
♪ NHK東京児童合唱団 の演奏

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 ⇒ N響定期演奏会のまとめ 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
 ⇒ N響定期 コンサート 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
 
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2015年11月17日

2015年11月21日(土)N響定期コンサート

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート

2015年11月21日(土) N響 定期公演です

第1821回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

♪ ショパン/ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11 → 曲目解説
♪ グラズノフ/バレエ音楽「四季」作品67 ―「秋」 → 曲目解説
♪ ハチャトゥリヤン/バレエ組曲 「ガイーヌ」
 ― 「剣の舞」「ばらの少女たちの踊り」「子守歌」「レズギンカ舞曲」 → 曲目解説
♪ チャイコフスキー/序曲「1812年」作品49 → ♪試聴と曲目解説

 指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
 ピアノ:チョ・ソンジン 〜 ショパン国際コンクールの覇者
11月定期公演の聴きどころ
11月の定期公演は、ディエゴ・マテウス、ネヴィル・マリナー、ウラディーミル・フェドセーエフの3人の指揮者が登場する。
1924年生まれのマリナー、1932年生まれのフェドセーエフと1984年生まれのマテウス、さらには1923年生まれのメナヘム・プレスラーと今年のショパン国際コンクールの最高位受賞者も加わった顔ぶれは、長老格 vs 超新星の趣。
音楽界の歴史と未来を伺い知る、興味津々のひと月となる。

重鎮フェドセーエフによる迫力満点のプログラム
 Cプロは、83歳を迎えたロシアの重鎮 ウラディーミル・フェドセーエフの指揮
1974年以来コンビを組むモスクワ放送交響楽団(現チャイコフスキー交響楽団)との豪快かつ躍動感に充ちた演奏で知られる彼だが、N響とは2013年に初共演
スケールの大きな巨匠芸で感嘆させ、今年4月の共演でも高い人気を集めた。それゆえ同年続いての登場は実に嬉しい。
しかも今回は、グラズノフの《四季》から収穫の喜び漲みなぎる〈秋〉、民族色全開のハチャトゥリヤン《ガイーヌ》、華麗なチャイコフスキーの《序曲「1812年」》という、マエストロのタクトで最も聴きたい、ファン感涙のプログラム。
彼のトレードマークともいうべき《ガイーヌ》の〈レズギンカ舞曲〉を含めた迫力満点のロシア管弦楽曲集を、充実のN響サウンドで味わえるのは、この上ない喜びだ。
 前半は、今年10月に開催されるショパン国際コンクールの覇者が、ファイナルで演奏した協奏曲を聴かせる。
多くのスターを輩出した当コンクールの優勝者の実力は保証付きだし、フェドセーエフの老練なサポートも強い味方。新たな才能とのいち早い出会いに胸が躍る。
[柴田克彦/音楽評論家]

♪ このコンサートの放送予定
11月20日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm〜9:10pm

2015/4/18 ⇒ Myブログ:4月N響定期はフェドセーエフのロシア
2013/5/18 ⇒ Myブログ:5月N響定期は初指揮フェドセーエフ

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♪ ショパン/ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
  


♪ グラズノフ/バレエ音楽「四季」作品67 ―「秋」
  

♪ ハチャトゥリアン/バレエ組曲 「ガイーヌ」
  ―「剣の舞」「ばらの少女たちの踊り」「子守歌」「レズギンカ舞曲」
  

♪ チャイコフスキー/序曲「1812年」作品49 
  

 指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
  
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2015年10月21日

2015年10月24日(土)N響定期コンサート

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート

2015年10月24日(土) N響 定期公演です
第1819回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

〜パーヴォ・ヤルヴィ首席指揮者就任記念〜
トゥール/アディトゥス(2000╱2002) → 曲目解説
ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77 → 曲目解説
バルトーク/管弦楽のための協奏曲 → ♪試聴と曲目解説

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ヴァイオリン:五嶋みどり

10月定期公演の聴きどころ
いよいよこの10月は、首席指揮者就任記念公演として、A、B、Cすべてのプログラムをパーヴォ・ヤルヴィが指揮する。
 パーヴォ・ヤルヴィは、すでに正式な就任に先立って今年2月の定期公演に登場し、マーラー、ショスタコーヴィチ、R.シュトラウス他のプログラムで、大きな話題を呼んだ。
「N響の音が変わった」と、新時代の到来を早くも実感した方も少なくないだろう。
弦楽器の配置ひとつをとっても、第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンを両翼に配置し、コントラバスを舞台下手奥に並べるという、古い伝統に即したスタイルが採用されていた。10月の公演でも同様の配置がとられるのだろうか。
3つのプログラムには、パーヴォ・ヤルヴィ得意のレパートリーが並んだ。いずれの公演も、強い印象を残してくれるにちがいない。

◇ 華やかで高度な名技性を堪能したい多彩な作品が並ぶCプロ
 エルッキ・スヴェン・トゥールは、1959年エストニア生まれの作曲家。プログレッシヴ・ロック・バンドのリーダーとして音楽活動をスタートさせたという異色の経歴を持つ。
《アディトゥス》は、2005年6月にパーヴォ・ヤルヴィ指揮によるN響定期にて日本初演された作品であり、今回再度とりあげられることになる。パーヴォ・ヤルヴィはこれまでにもこの同郷の作曲家の管弦楽曲を多数指揮して、作品の紹介に尽力している。
 五嶋みどりが独奏を務めるショスタコーヴィチの《ヴァイオリン協奏曲第1番》も話題を呼びそうだ。
1940年代後半に作曲されながらも、体制による批判を恐れて発表が控えられ、スターリン没後の1955年にようやく初演されたという問題作である。第3楽章の後半には長大なモノローグ風のカデンツァが置かれ、独奏者にスポットライトが当たる。
 バルトークの《管弦楽のための協奏曲》では、オーケストラの高度な機能性と名技性が全開となる。華やかな音の饗宴を堪能したい。
 パーヴォ・ヤルヴィとN響による新時代の行方を占う3つのプログラム。期待に胸が躍る。
[飯尾洋一/音楽ジャーナリスト]

このコンサートの放送予定
10月23日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm〜9:10pm

♪ パーヴォ・ヤルヴィが指揮するN響コンサートは、これまでに1回聴いています。
2015年2月14日 ⇒ Myブログ:2月N響定期は庄司紗矢香
 シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47 ヴァイオリン:庄司紗矢香
 ショスタコーヴィチ/交響曲 第5番 ニ短調 作品47 

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本日の演奏と同じCDを見つけました!

♪ パーヴォ・ヤルヴィ指揮:バルトーク/管弦楽のための協奏曲
 

♪ ヴァイオリン:五嶋みどり ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77
 

♪ パーヴォ・ヤルヴィ指揮のCD
  

♪ ヴァイオリン:五嶋みどりのCD
  


♪ ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77
  

♪ バルトーク/管弦楽のための協奏曲
  
 
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2015年09月11日

2015年9月12日N響定期コンサート

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート

2015年9月12日(土) N響 定期公演です

第1814回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

 ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30  → 曲目解説
 ドヴォルザーク/交響曲 第8番 ト長調 作品88 → ♪試聴と曲目解説

指揮:広上淳一
ピアノ:ニコライ・ルガンスキー

このコンサートの放送予定
9月11日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm〜9:10pm
9月20日(日) クラシック音楽館 NHK Eテレ 9:00pm〜11:00pm

    ♪ −−−− ♪ −−−− ♪ −−−− ♪

♪ 広上淳一が指揮するN響コンサートは、これまでに1回聴いています。
2012/5/19 ⇒ Myブログ:「5月のN響定期は広上淳一」

♪ ピアノのルガンスキーは、2009年と2011年の定期公演で、デュトワ指揮のN響と共演しましたが、聴いていません。

本日演奏される曲は人気の曲です。これまでに聴いたN響定期を探しましょう。
♪♪ ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第3番は、2回聴いています!
2014/6/14 ⇒ Myブログ:「6月N響定期はアブドゥライモフのピアノ」
2011/9/17 ⇒ Myブログ:「9月N響定期はブロムシュテット」 ピアノ レイフ・オヴェ・アンスネス

♪♪ ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番は、今年4月に聞いたばかり!
2015/4/18 ⇒ Myブログ:「4月N響定期はフェドセーエフのロシア ピアノ:アンナ・ヴィニツカヤ
2013/11/16 ⇒ Myブログ:「11月N響定期はロシア音楽の真髄」 ピアノ:ボリス・ベレゾフスキー

♪♪ ドヴォルザーク/交響曲 第8番・・・まだ聴いていません。

♪♪ ドヴォルザーク/交響曲 第9番
2014/12/13 ⇒ Myブログ:「12月N響定期はデュトワ」

♪♪ ドヴォルザーク/交響曲 第6番
2012/1/14 ⇒ Myブログ:「1月N響定期はチェコの色合い」 指揮:ラドミル・エリシュカ

2014/2/15 ⇒ Myブログ:「2月N響定期、雪で行けず・・・」
この時は、ネヴィル・マリナー指揮のドヴォルザーク/交響曲 第7番、8番 だったんですが。

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ラフマニノフ (1873〜1943) ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
  
 CD → ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

 ラフマニノフ自作自演を聞きたい!
  

デジタルミュージックをDLしよう♪ → ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番


ドヴォルザーク/交響曲 第8番 ト長調 作品88
  
CD → ドヴォルザーク 交響曲第8番
デジタルミュージックをDLしよう♪ → ドヴォルザーク 交響曲第8番

指揮:広上淳一
  

ピアノ:ニコライ・ルガンスキー
  


 
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2015年06月12日

2015年6月13日(土)6月N響定期コンサート

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→ N響定期 コンサート

2015年6月13日(土)  N響 定期公演です ♪

第1812回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

モーツァルト/交響曲 第1番 変ホ長調 K.16 → 曲目解説
モーツァルト/ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.412(レヴィン補筆完成版) → 曲目解説
R.シュトラウス/ホルン協奏曲 第1番 変ホ長調 作品11 → 曲目解説
ラフマニノフ/交響的舞曲 作品45 → ♪試聴と曲目解説

指揮:アンドリス・ポーガ
ホルン:ラデク・バボラーク
6月定期公演の聴きどころ
 6月の定期公演は、ステファヌ・ドゥネーヴ、尾高忠明、アンドリス・ポーガの3人の指揮者が、それぞれ個性的なプログラムを披露する。
ドゥネーヴはN響との初共演で、ポーガはN響定期初登場。明日を担う気鋭2人との新たな化学反応が楽しみだ。
 BプロとCプロでは、ラフマニノフの生涯最初と最後の交響大作を耳にすることができる。
45年を隔てた大家の出発点と到達点を知るのも興味深い体験となるに違いない。
 新星ポーガと名手バボラークによるCプロ
Cプロは、ラトヴィアの新星アンドリス・ポーガの指揮。
1980年生まれの彼は、2010年スヴェトラーノフ国際指揮者コンクール優勝で脚光を浴び、2013年ラトヴィア国立管弦楽団の音楽監督に就任している。
 今回は、モーツァルト8歳時と亡くなる35歳時の作品、さらには近代のロマンチスト2人の作品が対比された示唆に富むプログラム。
N響の「最も心に残ったソリスト2012」で1位に輝いた驚異の名手ラデク・バボラークが、代表的なホルン協奏曲を2曲聴かせてくれる点も嬉しい。
 モーツァルト《ホルン協奏曲第1番》は、一般的なジュスマイヤーの完成版ではなく、作曲者の意図により近いとされるレヴィン補筆完成版での演奏に注目。
雄大なR.シュトラウスの《ホルン協奏曲第1番》を、世界最高峰の独奏で聴けるのも、この上ない喜びだ。
そしてアメリカに亡命したラフマニノフ最後の作品《交響的舞曲》では、ロシアへの郷愁漂う劇的でリズミカルな音楽における、俊才指揮者の鮮烈な表現を期待したい。(柴田克彦/音楽評論家)

このコンサートの放送予定
6月12日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm〜9:10pm

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コンサートの曲を、CDなどで聞いてみましょう!

モーツァルト/交響曲 第1番 変ホ長調 K.16
 

モーツァルト/ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.412(レヴィン補筆完成版)
  

R.シュトラウス/ホルン協奏曲 第1番 変ホ長調 作品11
  

ラフマニノフ/交響的舞曲 作品45
  

ホルン:ラデク・バボラーク
  





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2015年05月16日

2015年5月16日(土)N響定期コンサート

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→ N響定期 コンサート

2015年5月16日(土)  N響 定期公演です ♪
第1809回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

ラヴェル/組曲「マ・メール・ロワ」(17’) → 曲目解説
 T 眠りの森の美女のパヴァーヌ
 U 一寸法師
 V パゴダの女王レドロネット
 W 美女と野獣の対話
 X 妖精の園

ラヴェル/シェエラザード*(18’) → 曲目解説
 T アジア
 U 魔法の笛
 V つれない人

ショーソン/「愛と海の詩」作品 19 * (28’) → 曲目解説
 T 水の花
   間奏曲
 U 愛の死

ドビュッシー/交響詩「海」(25’) → ♪ 試聴と曲目解説
 T 海の夜明けから真昼まで
 U 波の戯れ
 V 風と海との対話

指揮:エド・デ・ワールト  (指揮者は、デーヴィッド・ジンマンから変更)
メゾ・ソプラノ*:マレーナ・エルンマン
5月定期公演の聴きどころ〜表情豊かな歌唱も楽しみなCプロ
 フランス近現代音楽のCプロは、ラヴェルとドビュッシーの作品に加えて、ショーソン《愛と海の詩》が取り上げられる。
ブショールの同名の詩集から選ばれた詩をテキストに、青年の抑えきれない恋心や、過ぎ去った愛の悲しみが、美しいフランス語で歌われる。
後のドビュッシーの管弦楽曲や歌曲を予感させる響きも含まれる繊細な音楽は美しい。
 ソリストは、スウェーデン出身のメゾ・ソプラノ、マレーナ・エルンマン
オペラのみならず、ジャズ、ポップス、ミュージカルと舞台で広く活躍するエルンマンは、表情豊かな歌唱と独特の存在感で魅力を放つ。
異国への憧れを歌ったラヴェル《シェエラザード》とともに、彼女の歌唱を楽しみにしたい。
 さらにラヴェルが友人夫婦の子供たちのために書いたピアノ連弾曲の管弦楽版、《組曲「マ・メール・ロワ」》では音楽が煌きらびやかに輝き、
ドビュッシー《交響詩「海」》では、ジンマンのタクトに導かれて、N響の精妙なアンサンブルが色彩豊かな世界へと誘うだろう。

♪ 指揮:エド・デ・ワールト
 N響には2009年4月定期で初登場。以降 2012年11月定期、2013年12月《第9》で共演を重ねている。
聞いたのは、「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
 ⇒ 「11月N響定期は、ブルックナー8番」2012年11月17日
 第1740回 定期公演 Cプログラム ブルックナー 交響曲 第8番 ハ短調(ノヴァーク版)

 → エド・デ・ワールトの演奏
  

♪ メゾ・ソプラノ:マレーナ・エルンマン Malena Ernman
 Wikipedia → 公式サイト 
 スウェーデンのメゾ・ソプラノオペラ歌手。
 ジャンルを超えて幅広く活躍する多才な歌手である。NHK交響楽団とは初共演。

 → Malena Ernman の演奏
  
参考(You Tube紹介など) → 型破りな歌姫 【Malena Ernman】

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ラヴェル/組曲「マ・メール・ロワ」 → マ・メール・ロワ
  

ラヴェル/シェエラザード 
 歌曲集「シェエラザード」(メゾ・ソプラノと管弦楽のための《シェエラザード》)
  
 ♪ You Tubeで聴いてみよう ♪ → ラヴェル シェヘラザード

ショーソン/愛と海の詩 → ショーソン/愛と海の詩
  
 ♪ You Tubeで聴いてみよう ♪  → エルネスト・ショーソン「愛と海の詩」(1892)

ドビュッシー/交響詩「海」 → ドビュッシー/交響詩「海」
  
 ♪ You Tubeで聴いてみよう ♪ → Debussy La Mer
 
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2015年04月18日

2015年4月18日(土)N響定期コンサートは、フェドセーエフ

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート

2015年4月18日(土)  N響 定期公演です ♪
第1806回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」
ラフマニノフ/ヴォカリーズ → 曲目解説

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 → 曲目解説

リムスキー・コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」作品35 → ♪試聴と曲目解説
指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ 
 (ロシアを代表する名指揮者。1932年レニングラード生。NHK交響楽団とは今回が2度目の共演)
ピアノ:アンナ・ヴィニツカヤ
 (1983年、ロシア生。ラヴェルのピアノ作品集など3枚のアルバムが高く評価されている。N響とは今回が初共演。)
4月定期公演の聴きどころ:ロシア音楽プログラムのCプロ
 Cプロは大ベテラン、ロシアの名匠ウラディーミル・フェドセーエフによるロシア音楽プログラム。
ラフマニノフ《ヴォカリーズ》では作曲者が書いたもっとも甘美な旋律のひとつを堪能できる。
 同じくラフマニノフ《ピアノ協奏曲第2番》で独奏を務めるのは、アンナ・ヴィニツカヤ
1983年ロシア生まれの新鋭で、2007年のエリーザベト王妃国際音楽コンクールで1位を獲得している。クールビューティと形容したくなるような容貌からすると意外な感もあるが、強靭なタッチとエネルギッシュで雄弁な表現力によって評判を呼んでいる逸材である。数々のコンクール受賞歴は技巧の高さを物語っているが、小さくまとまった演奏ではなく、スケールの大きな音楽を聴かせてくれるのが魅力だ。
 メイン・プログラムはリムスキー・コルサコフ《交響組曲「シェエラザード」》
千一夜物語を題材として、華麗で色彩的なオーケストレーションが施された名曲である。オーケストラを知り尽くしたマエストロの語り口の豊かさが存分に発揮されるにちがいない。コンサートマスターが独奏するシェエラザード姫のテーマをはじめ、個々の奏者の聴かせどころも多い。N響の名手たちが精彩に富んだアラビアン・ナイトの世界を描き出す。


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ラフマニノフ/ヴォカリーズ



ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18



リムスキー・コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」作品35
  


指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ の演奏
  


ピアノ:アンナ・ヴィニツカヤ
 
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2015年02月12日

2015年2月14日(土)2月N響定期コンサート

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート

2015年2月14日(土) N響 定期公演です ♪

第1803回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

 シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47 → 曲目解説
 ショスタコーヴィチ/交響曲 第5番 ニ短調 作品47 → 曲目解説

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ヴァイオリン:庄司紗矢香

1月の定期公演でお隣の方が、来月の「庄司紗矢香」が楽しみ〜。とおっしゃっていました。
今週末が待ち遠しい ♪

2月定期公演の聴きどころ
 2 月、パーヴォ・ヤルヴィが、首席指揮者就任決定後、初めてNHK交響楽団の指揮台に立つ。
チェロのアリサ・ワイラースタイン、ピアノのピョートル・アンデルジェフスキ、ヴァイオリンの庄司紗矢香というこれからの音楽界を担っていく豪華な顔ぶれは、まさにヤルヴィのN響首席指揮者就任の前祝いにふさわしい。
いうまでもないが、パーヴォ・ヤルヴィは、パリ管弦楽団音楽監督、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団芸術監督などを務める、世界が最も注目する指揮者のひとりである。
そんなマエストロが用意してくれたプログラムは、近代的な管弦楽の粋ともいうべき、マーラー、R. シュトラウス、ショスタコーヴィチの作品である。
生誕 150 年―シベリウスの 《ヴァイオリン協奏曲》が聴きもの
 Cプログラムでは、庄司紗矢香が登場し、シベリウスの生誕 150 年を記念して、《ヴァイオリン協奏曲》を取り上げる。
日本が誇る国際的ヴァイオリニストである彼女がヤルヴィのN響首席指揮者就任を祝して駆かけつけてくれるのは本当に嬉しいことだ。
フィンランドに近いエストニア出身のヤルヴィはシベリウスを得意としている。
独奏者との共同作業が巧みなヤルヴィのサポートを受けて、庄司がメモリアル・イヤー最高の《ヴァイオリン協奏曲》の演奏を聴かせてくれるに違いない。
 そして、ショスタコーヴィチの交響曲からは、最も著名な《第 5番》。
ヤルヴィの父ネーメ・ヤルヴィは、かつてムラヴィンスキーに師事し、ショスタコーヴィチを十八番としている。
パーヴォもまた、そんな父親から影響も受けているだろうが、彼なら、聴き慣れた名曲を今生まれたばかりの作品のようにまったく新鮮に聴かせてくれるだろう。
 2 月は、今秋のパーヴォ・ヤルヴィN響首席指揮者就任にますます期待が膨らむひと月となるであろう。
(山田治生/音楽評論家)


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 シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47 
  

 ショスタコーヴィチ/交響曲 第5番 ニ短調 作品47 
  

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
  

 

ヴァイオリン:庄司紗矢香
  

チェロ アリサ・ワイラースタイン Alisa Weilerstein

  

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2015年01月17日

2015年1月17日(土)1月N響定期コンサート

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート

2015年1月17日(土) N響 定期公演です ♪
第1800回定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」
リムスキー・コルサコフ/組曲「見えない町キーテジの物語」 → 曲目解説

プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 作品63 → 曲目解説

ムソルグスキー(ラヴェル)/組曲「展覧会の絵」 → ♪試聴と曲目解説

指揮:ジャナンドレア・ノセダ → Wikipedia
ヴァイオリン:ジェームズ・エーネス → Wikipedia

このコンサートの放送予定
 1月16日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm〜9:10pm

1月定期公演の聴きどころ
 1月の定期公演は、イタリアの実力派ジャナンドレア・ノセダが全プログラムを指揮する。
彼は、2005年、2008年、2012年にN響へ客演。前進的なリズムやカンタービレに充みちた、生命力あふれる音楽作りで聴衆を魅了している。
今回もまずはその点が楽しみだ。加えて、プログラムの流れにこだわる彼ならではの、名曲や秘曲にロシアの協奏作品を挟んだ構成も興味をそそる。
ロシアのプログラムがそろった
 Cプロは、外国人では初めてマリインスキー劇場首席客演指揮者を務めたノセダの、面目躍如たる「ロシアもの」。
 最初はリムスキー・コルサコフ《組曲「見えない町キーテジの物語」》。
民族的な哀愁と色彩的管弦楽法が融合した音楽は、誰もが楽しめるに違いない。
 プロコフィエフ《ヴァイオリン協奏曲第2番》も、民族性とモダニズムが絶妙に溶け合った名品。
ソリストのジェームズ・エーネスは、「現代のハイフェッツ」と賞されたカナダの名手だが、欧米での名声に比して日本で聴く機会は少なく、N響定期にも2004年6月以来の登場。
しかも彼は、2013年にプロコフィエフのヴァイオリン曲全集を録音し、協奏曲ではノセダと共演している。
それゆえ今回は、タイムリーかつ大注目のステージとなる。
 後半はムソルグスキー(ラヴェル編)の《展覧会の絵》。
これはもう、N響の妙技とノセダの雄弁な語り口が相まった、壮麗かつ緻ち密みつな快演必至だ。  
(柴田克彦/音楽評論家)

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リムスキー・コルサコフ/組曲「見えない町キーテジの物語」

プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲 第2番
  



ムソルグスキー(ラヴェル)/組曲「展覧会の絵」
  

指揮:ジャナンドレア・ノセダ
  

ヴァイオリン:ジェームズ・エーネス


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2014年12月13日

12月13日N響定期コンサートへ

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート

2014年12月13日(土) N響 定期公演です ♪
第1797回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

 武満 徹/弦楽のためのレクイエム(1957) → 曲目解説
 ベルク/ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出のために」 → 曲目解
 ドヴォルザーク/交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界から」 → ♪試聴と曲目解説

指揮:シャルル・デュトワ
ヴァイオリン:アラベラ・美歩・シュタインバッハー

♪ シャルル・デュトワ これまでのN響コンサート
 ⇒ Myブログ:2013/12/7 「12月N響定期 デュトワの宗教曲」
 ⇒ Myブログ:2012/12/8 「12月N響定期 デュトワのレスピーギ3部作」
 ⇒ Myブログ:2011/12/10 「12月N響定期「青ひげ公の城」」
 ⇒ Myブログ:2010/12/11 「12月N響定期 戦争レクイエム」
 ⇒ Myブログ:2009/12/12 「12月N響定期、シャルル・デュトワ」

♪ アラベラ・美歩・シュタインバッハー これまでのN響コンサート
NHK交響楽団とは、2007年10月に、ネヴィル・マリナーとベートーヴェンの《ヴァイオリン協奏曲》で初共演。
2009年12月には、シャルル・デュトワ指揮でチャイコフスキーの《ヴァイオリン協奏曲》を弾いた。
12月定期公演の聴きどころ
12月の定期公演は、N響名誉音楽監督のシャルル・デュトワが登場する。
デュトワはこれまでも演奏会形式で数々のオペラに取り組んできたが、今回は、ドビュッシーの《ペレアスとメリザンド》を指揮する。
さらにデュトワが得意とする近現代作品を中心に選曲された2つのプログラムは、実力派の若手ソリストを迎えて、華やかな公演となるだろう
ドビュッシーの記念碑的作品に最高の出演者陣が集結
デュトワは、N響の常任指揮者・音楽監督時代から劇音楽やオペラをたびたび取り上げきた。
近年では2011年のバルトーク《青ひげ公の城》、2012年のストラヴィンスキー《夜鳴きうぐいす》とラヴェル《こどもと魔法》の鮮やかな演奏が記憶に新しい。
繊細な響きを堪能するCプロ
デュトワは、昨年8月にN響とともに出演したザルツブルク音楽祭Philharmony November 2014をはじめ、海外公演やN響定期でたびたび武満徹の作品を紹介している。
Cプロでは、武満初期の《弦楽のためのレクイエム》を取り上げる。
また「ある天使の思い出のために」と副題の付されたベルク《ヴァイオリン協奏曲》では、アラベラ・美歩・シュタインバッハーが美音を奏でる。
2009年デュトワ指揮のN響定期以来の登場となる彼女の研ぎ澄まされたヴァイオリンの音色とベルクのロマンチックな響きに耳を傾けたい。
 そしてドヴォルザークの《交響曲第9番「新世界から」》は、N響とは18年ぶりの演奏となる。定番の名曲だが、デュトワの指揮となれば聴き逃せない演奏となりそうだ。
(柴辻純子/音楽評論家)


♪ 武満 徹/弦楽のためのレクイエム(1957)

 


♪ ベルク/ヴァイオリン協奏曲 「ある天使の思い出のために」 

 


♪ ドヴォルザーク/交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界から」

  


♪ ヴァイオリン:アラベラ・美歩・シュタインバッハーの演奏

  
 
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2014年11月22日

2014年11月22日(土)11月N響定期コンサート

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→ N響定期 コンサート

2014年11月22日(土) N響 定期公演です ♪
第1794回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

指揮 : ネルロ・サンティ

ロッシーニ/歌劇「どろぼうかささぎ」序曲 → 曲目解説
ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」作品9 → 曲目解説
チャイコフスキー/イタリア奇想曲 作品45 → 曲目解説
レスピーギ/交響詩「ローマの松」 → 曲目解説
11月定期公演の聴きどころ
11月の定期公演にはレナード・スラットキンとネルロ・サンティのふたりの指揮者が登場する。
サンティはBプロとCプロで、イタリア音楽およびイタリアを題材とした作品を中心にプログラムを組んだ。
いずれもオーケストラを聴く醍だい醐ご味みを味わえるような多彩で華やかな曲が並んだ。
スラットキンとサンティ、ともにN響とは豊富な共演歴を誇る名匠だけに、鮮やかで精彩に富んだ演奏をくりひろげてくれるにちがいない。
音楽でローマを旅するCプロ
Cプロもネルロ・サンティが指揮する。
こちらもイタリア音楽とイタリアを題材とした作品が並ぶ変則イタリア・プロ。
ロッシーニの《歌劇「どろぼうかささぎ」序曲》で始まり、ローマへの留学経験を持つベルリオーズの《序曲「ローマの謝肉祭」》、ローマへの旅をきっかけに書かれたチャイコフスキーの《イタリア奇想曲》、そしてレスピーギの《交響詩「ローマの松」》と、あたかも音楽でローマを旅するようなプログラムが組まれている。
 いずれの作品でもサンティの雄弁な語り口が発揮されそうだが、最大の聴きどころは、レスピーギの《ローマの松》だろうか。
色彩的なオーケストレーション、ブラス・セクションの輝かしくパワフルなサウンド、豊かな幻想味と壮麗このうえないクライマックスなど、オーケストラを聴く楽しみがぎっしりとつまっている。
マエストロ熟練の技が、客席を大いにわかせてくれることだろう。
(飯尾洋一/音楽ジャーナリスト)

 ネルロ・サンティ これまでのコンサート
 ⇒ Myブログ:2010/10/23 「10月N響定期、堤剛のチェロ」
 ⇒ Myブログ:2009/11/21 「11月N響定期、マルフィージの歌声」

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ロッシーニ/歌劇「どろぼうかささぎ」序曲 と オペラ CD、DVD

  


ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」作品9

  


チャイコフスキー/イタリア奇想曲 作品45

  

レスピーギ/交響詩「ローマの松」

エフゲニ・スヴェトラーノフ  トスカニーニ  ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団
  

ネルロ・サンティ の レスピーギ
レスピーギ:交響詩「ローマの松」〜読饗ライヴ録音シリーズII〜

レスピーギ:交響詩「ローマの松」〜読饗ライヴ録音シリーズII〜

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: マイスターミュージック
  • 発売日: 1999/07/24
  • メディア: CD



小澤征爾のレスピーギ ローマ三部作
レスピーギ:ローマ三部作

レスピーギ:ローマ三部作

  • アーティスト: 小澤征爾,レスピーギ,ボストン交響楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2006/11/08
  • メディア: CD



 → ネルロ・サンティ の演奏
 
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2014年10月22日

10月25日(土)N響定期コンサート

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート


2014年10月25日(土) N響 定期公演です ♪

第1791回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

シューベルト/交響曲 第7番 ロ短調 D.759「未完成」 → 曲目解説
シューベルト/交響曲 第8番 ハ長調 D.944「ザ・グレート」 → ♪試聴と曲目解説
10月定期公演の聴きどころ
 10 月はロジャー・ノリントンが A、C プロ、下野竜也が B プロに登場する。
「ベートーヴェン・シリーズ」完結編として、A プロでは《交響曲第7 番》他が演奏される。
ノリントン流の機知に富み、驚きにあふれたベートーヴェンを堪能できることだろう。
C プロではベートーヴェンから一歩時代を下って、《未完成》と《ザ・グレート》のシューベルト・プロが披露される。

 10 月の定期公演には、近年、NHK交響楽団との結びつきを深めている、ベテランと中堅の 2 人のマエストロが登場し、自らの十八番といえるレパートリーを披露する。
1934 年生まれのサー・ロジャー・ノリントンと 1969 年生まれの下野竜也である。
 ロンドン・クラシカル・プレイヤーズを創設するなど、古楽演奏の先駆者として活躍してきたノリントンとNHK交響楽団とは、2006 年の初共演以来強い絆きずなで結ばれている。
彼らは、2011 年から「ベートーヴェン・シリーズ」で交響曲全曲の演奏に取り組み、この 10 月のAプログラムでついにその完結を迎える。
 ノリントンがこの「ベートーヴェン・シリーズ」を始めた 2011 年 4 月は、東日本大震災の直後、日本全体が震災の大きな傷跡に苦しんでいた時期だった。
音楽界では、海外からのアーティストが来日を取り止め、演奏会がいくつも中止となった。
そのようななかでノリントンは約束通り日本を訪れ、N響を相手にベートーヴェンの《交響曲第 1 番》や《第2 番》、エルガーの《交響曲第 1 番》、マーラーの《交響曲第 1 番》などを指揮した。
ベートーヴェンは、日本全体の重苦しい雰囲気を振り払うような颯爽とした演奏だった。
 ノリントンは、斬新で大胆なベートーヴェン解釈を披露し、聴衆を驚かせた。
昨年 10 月の《第 5 番》も非常に個性的な演奏だった。
と同時に、N響にピリオド・アプローチやノン・ヴィブラートのピュア・トーンをもたらし、N響の表現の幅を広げた。

ピュア・トーンの美質が際立つ C プロ
 Cプログラムには、シューベルトの最後の 2 つの交響曲が並べられた。
ベートーヴェンに続くシリーズとなるのだろうか。
《未完成》も《ザ・グレート》も、すでに、ロンドン・クラシカル・プレイヤーズやシュトゥットガルト放送交響楽団などで録音しているノリントンの得意のレパートリー。
録音のたびにテンポが遅くなっている《未完成》は、N響でも細部にまでこだわりのある演奏が展開されることだろう。
ノリントンが初期ロマン派の最高傑作のひとつと述べる《ザ・グレート》では、彼がこの長大な交響曲をどう料理するのか興味が尽きない。
ノリントンの掲げるピュア・トーンは、シューベルトのようなロマン派音楽でこそ、その美質が際立つ。
《未完成》と《ザ・グレート》という聴き慣れた名曲がまったく新鮮に聴こえるに違いない。


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今回のプログラムを CDで楽しもう!
 → ロジャー・ノリントン シューベルト
  

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これまでに聞いた サー・ロジャー・ノリントン(Roger Norrington)の演奏 ♪
 ⇒ Myブログ:「10月N響定期はノリントンのベートーヴェン」
2013/10/26(土) 第1765回 定期公演 Cプログラム
ベートーヴェン/序曲「レオノーレ」第3番 作品72
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
ベートーヴェン/交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
 指揮:ロジャー・ノリントン
 ピアノ:ラルス・フォークト

 ⇒ Myブログ:「4月のN響定期はノリントンのティペット」
2012年4月21日( 土) 第1725回 定期公演 Cプログラム 
ベートーヴェン / 序曲「レオノーレ」第2番  交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
ティペット / 交響曲 第1番

 ⇒ Myブログ:「4月N響定期はノリントンのマーラー」 
2011年4月23日(土) 第1698回 定期公演 Cプログラム
マーラー / 花の章   さすらう若者の歌   交響曲 第1番 ニ長調「巨人」

 ロジャー・ノリントン → Wikipedia

 → ロジャー・ノリントン シューベルト  → ロジャー・ノリントンのベートーヴェン

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2014年09月19日

2014年9月20日(土)9月N響定期コンサートは、ブロムシュテット

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート

2014年9月20日(土) N響 定期公演です ♪
ブロムシュテットのモーツァルト / チャイコフスキー

第1788回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

モーツァルト/交響曲 第40番 ト短調 K.550→ 曲目解説
チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64 → ♪試聴と曲目解説

指揮 : ヘルベルト・ブロムシュテット

9月定期公演の聴きどころ
 オープニングとなる 9 月は、名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットが A、B、C すべてのプログラムを指揮する。
チャイコフスキーモーツァルトの後期三大交響曲をそれぞれ1 曲ずつ組み合わせたプログラムは、大きな聴きものとなるだろう。
「最も心に残った N 響コンサート 2013」の投票結果では、第 1 位から第 3 位までをブロムシュテット指揮の公演が独占した。
来季もまた心に残る名演を聴かせてくれることだろう。

このコンサートの放送予定
 9月19日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm〜9:10pm
 10月12日(日)クラシック音楽館 NHK Eテレ 9:00pm〜11:00pm

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指揮者の ヘルベルト・ブロムシュテットさんは、おなじみですね。(1927年生まれ〜)
NHK交響楽団とは1981年に初共演。 以来たびたび共演を重ね、深い信頼関係を築いている。

これまでに聞いたブロムシュテットの演奏 ♪
 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
9月N響定期はブラームス
2013年9月28日
 第1731回定期公演 Cプログラム
 ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
 ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98

「9月N響定期はブロムシュテット」 2011年9月17日
 ラフマニノフ / ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
 チャイコフスキー / 交響曲 第5番 ホ短調 作品64

 ⇒ 「4月N響定期はベートーヴェン」 2010年4月17日
 ベートーヴェン / ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
 ベートーヴェン / 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」

 ⇒ 「4月N響定期-Aプロ、ブロムシュテットのマーラー9番」 2010年4月10日
 マーラー / 交響曲第9番

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♪ モーツァルト 交響曲 第40番 ブロムシュテット 



♪ チャイコフスキー 交響曲 第5番
 


♪ ヘルベルト・ブロムシュテットの演奏
  
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2014年06月14日

6月のN響定期コンサートは、アシュケナージとアブドゥライモフ

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート


2014年6月14日(土) N響 定期公演です ♪

第1785回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30 → 曲目解説
R. シュトラウス/アルプス交響曲 作品64 → 曲目解説

 指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
 ピアノ:ベフゾド・アブドゥライモフ
6月定期公演の聴きどころ
6月定期公演は、N響桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージが2年ぶりに登場して、マエストロが得意とする19世紀後半から20世紀にかけて書かれたロマンティックな名曲を集めた3つのプログラムを披露する。これまでもアシュケナージは、若い音楽家と共演して新しい才能を紹介してきたが、今回は、世界的に注目される3人の個性的な演奏家との協奏曲も楽しみだ。
新鋭アブドゥライモフのスケールの大きな演奏に期待
 Cプロでは、ウズベキスタンの首都タシケント出身のベフゾド・アブドゥライモフがN響と初共演を果たす。1990年生まれ、今年24歳の新鋭は、2009年ロンドン国際ピアノ・コンクール優勝以来、世界の注目を集めている。開放的な明るい音色と卓越したテクニック、ストレートな表現は若者らしくすがすがしい。アシュケナージの信頼も厚く、2009年のシドニー交響楽団のアジア・ツアーのソリストを務めた。
 リストやプロコフィエフの作品を鮮やかに演奏するアブドゥライモフは、ラフマニノフの《ピアノ協奏曲第3番》でも実力を発揮してくれるだろう。ピアニストとして、指揮者としてラフマニノフの作品を知り尽くすアシュケナージの指揮のもと、スケールの大きな演奏に期待したい。
 アルプス登山の1日を描いたリヒャルト・シュトラウスの《アルプス交響曲》は、N響得意のレパートリー。晴れやかな演奏になるだろう。

指揮者のウラディーミル・アシュケナージは、NHK交響楽団とは2004年から音楽監督、2007年からは桂冠指揮者として親密な関係にある。
 これまで、N響定期演奏会で聴いたウラディーミル・アシュケナージ
2012/6/16 「6月のN響定期はアシュケナージとバヴゼ 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
2011/6/4 「6月N響定期は、シベリウス」 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
2010/6/12 「6月N響定期、アシュケナージ親子競演」 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」

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ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
 ピアノ ウラディーミル・アシュケナージ の 演奏
 


R. シュトラウス/アルプス交響曲 作品64
 指揮:ウラディーミル・アシュケナージ の演奏
 


 ピアノ:ベフゾド・アブドゥライモフ の演奏
 

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2014年05月16日

2014年5月17日( 土) 5月N響定期コンサート

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート

2014年5月17日( 土) N響 定期公演です ♪

第1782回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

クリストバル・アルフテル/第1旋法によるティエントと皇帝の戦い(1986) → 曲目解説
ラロ/チェロ協奏曲 ニ短調 → 曲目解説
ファリャ/バレエ音楽「三角帽子」 → 曲目解説

 指揮 : ヘスス・ロペス・コボス (N響とは初共演)
 チェロ : ヨハネス・モーザー (N響とは初共演)
 メゾ・ソプラノ : 林 美智子 (N響とは3度目の共演)

5月定期公演の聴きどころ スペイン情緒あふれるCプロ
今回、N響と初共演となるヘスス・ロペス・コボス(1940年生まれ)は、スペイン国立管弦楽団、マドリード王立劇場のシェフを務めた、スペインを代表する名指揮者。ほかにベルリン・ドイツ・オペラ、シンシナティ交響楽団、ローザンヌ室内管弦楽団の音楽監督も歴任。1987年には、ベルリン・ドイツ・オペラとともに来日し、ワーグナーの《ニーベルングの指環》全曲を日本初上演した。
 Cプロは、ロペス・コボスの祖国スペインの音楽を中心としている。
スペイン情緒豊かなファリャのバレエ音楽《三角帽子》は、マエストロの十八番のレパートリー。林美智子の魅惑的な歌唱にも期待したい。
クリストバル・アルフテル(1930年生まれ)の《第1旋法によるティエントと皇帝の戦い》(1986年作)は、スペイン古楽の典雅な響きを取り入れた、モダンなオーケストラ作品。
ラロの《チェロ協奏曲》では、1979年ミュンヘン生まれ、2002年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得したヨハネス・モーザーが独奏を務める。幅広いレパートリーを誇るモーザーだけに、その演奏が楽しみだ。

指揮者のヘスス・ロペス・コボスは、
1987年10月に、「ベルリン・ドイツ・オペラ」とワーグナー《ニーベルングの指環》四部作の通し上演の日本初演を行うなど 来日も多いが、N響とは初共演

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♪ ラロ/チェロ協奏曲 ニ短調
  

♪ ファリャ/バレエ音楽「三角帽子」
  


♪  指揮:ヘスス・ロペス・コボス
  


♪  チェロ:ヨハネス・モーザー
   


♪  メゾ・ソプラノ :林 美智子
  


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2014年04月19日

4月のN響定期コンサートは、ヤルヴィの北欧音楽

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート

2014年4月19日( 土) N響 定期公演です ♪

第1779回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

グリーグ/「ペール・ギュント」組曲 第1番 作品46 → 曲目解説
スヴェンセン/交響曲 第2番 変ロ長調 作品15 → 曲目解説
シベリウス/交響曲 第2番 ニ長調 作品43 → 曲目解説

指揮:ネーメ・ヤルヴィ
*4 月定期公演の聴きどころ*
 マレク・ヤノフスキとネーメ・ヤルヴィ。名門スイス・ロマンド管弦楽団の前音楽監督と現音楽監督の 2 人の名匠が、奇遇にもそろって 4 月の定期公演に招かれる。
 ドイツ音楽をレパートリーの中核に置くマレク・ヤノフスキはAプロでブルックナーを、驚異的なレパートリーの幅広さを誇るネーメ・ヤルヴィはBプロでリヒャルト・シュトラウス作品、Cプロで北欧音楽を集めたプログラムを披露する。いずれもこのマエストロならではのプログラムが組まれており、興味深い公演となりそうだ。
豪放磊落(ごうほうらいらく)なヤルヴィによる、 語り口豊かな北欧音楽
 ネーメ・ヤルヴィが指揮するCプロは、ヤルヴィ得意の北欧音楽を集めたプログラムとなっている。
グリーグ《「ペール・ギュント」組曲第 1 番》に続いて、スヴェンセン《交響曲第 2 番》の演奏が注目される。
 スヴェンセンはグリーグと同時代のノルウェー人作曲家で、この《交響曲第 2 番》は代表作のひとつ。決して演奏機会の多い作品ではないが、明快で雄大な楽想を持ち、ロマンティシズムと民族色にあふれた隠れた傑作だ。今回の演奏を通じて、作品の魅力が広く伝わることを期待したい。
 後半のシベリウス《交響曲第 2 番》は、ヤルヴィが自家薬篭中(じかやくろうちゅう)のものとするレパートリー。情感豊かで、スケールの大きな演奏を聴かせてくれることだろう。(飯尾洋一)

指揮者のネーメ・ヤルヴィは、日本フィルハーモニー交響楽団の客演首席指揮者として来日を重ねお馴染みだが、N響とは2011年11月以来の共演となる。

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グリーグ/「ペール・ギュント」組曲 第1番 作品46 ヤルヴィの演奏 ♪
  

スヴェンセン/交響曲 第2番 変ロ長調 作品15
  

シベリウス/交響曲 第2番 ニ長調 作品43
  


指揮:ネーメ・ヤルヴィ その他の演奏 → Wikipedia

  

ヨハン・スヴェンセン - → Wikipedia → スヴェンセンの作品
スヴェンセンはノルウェー生まれ、ライプツィヒ音楽院で学び、パリのいくつかの管弦楽団でヴァイオリニストを務めた後、ライプツィヒ、オスロ、コペンハーゲンで指揮者として活躍した作曲家で、グリーグとともにノルウェーの国民主義音楽を代表する一人です。
ノルウェーで生まれ指揮者、ヴァイオリニストとして活躍したスヴェンセン(1840-1911)は、グリーグの親友であり、ノルウェーの音楽発展に努めた人でした。
彼の作風はロマン派の域を脱するものではなく、どれもがチャイコフスキー風の優しい肌ざわりを持っています。
今は昔、1863年のことです。ひとりのノルウェーの青年が奨学金をもらって、ライプチヒに音楽の勉強にやって来ました。彼の家は裕福ではなかったので、それは彼にとって大事件でした。見るもの、聞くものすべてが新鮮で、大好きな音楽の勉強の妨げになるものは何一つなく、青年は希望に燃えて一生懸命励みました。先生はライネッケというとても厳しい人でしたが、弟子の才能を認め、美点を伸ばしてやりました。
そして、作品1の弦楽四重奏曲ができ、留学時代の最後には弦楽五重奏曲ができました。それは明るく溌剌とした夢に満ち、ちょっぴり青春の感傷がただよい、ほのかに北欧情緒が香る美しい曲でした。後にグリーグと並んでノルウェー音楽界の重鎮となるスヴェンセンの若き日のお話です。

♪ 弦楽八重奏曲はスヴェンセン初期の作品で溌剌とした若々しさが際立ち、それぞれのパートに非常に美しいメロディが存在し、各パートのかけ合いが見事です。
♪ ノルウェー狂詩曲はタイトル通り、リストの「ハンガリア狂詩曲」に触発されたもので、要所要所に民謡的なメロディが使われた情感豊かな作品です。
♪ 同時期に書かれた2つの作品も色彩豊かなもの。
♪ 「ゾラハイダ」はワシントン・アーヴィングの書いた「アルハンブラ物語」に触発された 作品。彼の出世作でもあります。

  

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2014年02月13日

2月N響定期コンサート:ドヴォルザーク

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→ N響定期 コンサート

2014年2月15日( 土) N響 定期公演です ♪
 
第1776回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

 ドヴォルザーク/交響曲 第7番 ニ短調 作品70 → 曲目解説
 ドヴォルザーク/交響曲 第8番 ト長調 作品88 → 曲目解説

指揮:ネヴィル・マリナー
2月定期公演の聴きどころ
 2月の定期公演は、N響正指揮者の尾高忠明がオール・シベリウス・プログラムを、イギリスの巨匠ネヴィル・マリナーが、モーツァルト、ドヴォルザークを特集した2つのプログラムを指揮する。
豊かな色彩と叙情性あふれる ドヴォルザーク・プロ
 Cプロでは、ドヴォルザークの 2曲の交響曲を取り上げる。ドヴォルザークの作品は、作曲当時からイギリスでも高く評価され、1891 年にケンブリッジ大学から名誉博士号を授与された。その記念演奏会で自ら指揮した《第 7 番》と、第 3 楽章の甘くロマンティックなワルツが人気の《第 8 番》を組み合わせた。
 2010年 9月定期と 2011年NHK音楽祭、2年連続でN響とブラームス《交響曲第 1 番》で名演を聴かせたマリナーは、ドヴォルザークの交響曲でも、明晰な指揮で作り上げた豊かな色彩と叙情性、旋律の美しさが際立つ音楽で、ホールを満たしてくれるだろう。


指揮のネヴィル・マリナー (Sir Neville Marriner) → Wikipedia
 N響とは、1979年に初共演して以来、2007年、2010年、2011年にも登場。
 持ち前のバランスのとれた音楽性で好評を博している。

これまでに聴いた N響定期のマリナー
2010/9/11 「9月のN響定期 マリナーとシモニアン」 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」

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ドヴォルザーク 交響曲 第7番 交響曲 第8番
 

ドヴォルザーク 交響曲 第7番
 

ドヴォルザーク/交響曲 第8番
 

ネヴィル・マリナー
  
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2014年01月09日

1月N響定期コンサートはロシア音楽

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→ N響定期 コンサート
 
2014年1月11日( 土)N響 定期公演です ♪
第1772回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」
グラズノフ/演奏会用ワルツ 第1番 作品47 → 曲目解説
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 → 曲目解説
チャイコフスキー/バレエ音楽「眠りの森の美女」作品66(抜粋) →  曲目解説
 指揮:アレクサンドル・ヴェデルニコフ 
 ヴァイオリン:ジェニファー・コー

このコンサートの放送予定 1月10日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm〜9:10pm
 * 1月定期公演の聴きどころ *
2014 年の幕開けを告げる 1 月の定期公演。現代の音楽界を担う 2 人の中堅指揮者が登場する。
 イタリア出身のファビオ・ルイージ(1959年生まれ)
 ロシア出身のアレクサンドル・ヴェデルニコフ ( 1964年生まれ)。
ともにオペラでの実績を残すとともに、コンサートでも大活躍である。
今回、ルイージはドイツ=オーストリア音楽に、ヴェデルニコフはロシア音楽に取り組む。

ヴェデルニコフによる鮮やかなロシア音楽を期待する C プロ
 ヴェデルニコフは、モスクワ生まれ。2001 年に 37 歳の若さで名門ボリショイ劇場の音楽監督に就任し、2009 年まで同劇場の改革に尽くした。現在は、デンマークのオーデンセ交響楽団の首席指揮者を務めている。2009年、急病の指揮者の代役を見事に務めて N響にデビュー。
2011年 5月の定期公演では ラフマニノフ《交響的舞曲》をメインとするオール・ロシア音楽プログラムを披露した。
今回もチャイコフスキー や グラズノフなどのロシア音楽に取り組む。
《バレエ音楽「眠りの森の美女」》(抜粋)は、彼のボリショイ劇場での経験が活かされた鮮やかな演奏となろう。
チャイコフスキー《ヴァイオリン協奏曲》には、1994 年のチャイコフスキー国際音楽コンクールで最高位入賞したジェニファー・コーが招かれる。近年は現代音楽にも取り組むなど進境の著しい彼女がどんなチャイコフスキーを弾くのか興味津々だ。 (山田治生)

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グラズノフ 演奏会用ワルツ 第1番 作品47 → グラズノフの作品



チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
  


チャイコフスキー バレエ音楽「眠りの森の美女」
  


ラフマニノフ 交響的舞曲
  


アレクサンドル・アレクサンドロヴィチ・ヴェデルニコフ(露: Александр Александрович Ведерников、Aleksandr Aleksandrovich Vedernikov、1964年1月11日 モスクワ - ) → Wikipedia
  


ジェニファー・コー
   
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