2017年05月20日

2017年5月20日 N響定期コンサート

この記事の詳細は、元の記事「パそぼとベルルのあれこれフリーク」をご覧ください。
→ N響定期 コンサート

2017年5月20日(土) N響 定期公演です

第1861回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

グリンカ/幻想曲「カマリンスカヤ」 → 曲目解説
ボロディン/交響曲 第2番 ロ短調  → 曲目解説
チャイコフスキー/交響曲 第4番 ヘ短調 作品36  → 試聴と曲目解説

指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
5月定期公演の聴きどころ
5月の定期公演は、ピンカス・スタインバーグ(1945年生まれ)とウラディーミル・フェドセーエフ(1932年生まれ)が登場。
2人のベテラン指揮者が、民族色の濃い作品を披露する。
スタインバーグは、2005年以来12年ぶりのN響来演。円熟味を増しての久々の共演に注目が集まる。
逆にフェドセーエフは、2013年にN響初登場。4度目の定期出演となる今回は、急速に深まるコンビネーションを反映した、練達の名演が期待される。

Cプロはフェドセーエフ十八番のロシア音楽集
フェドセーエフが指揮するCプロは、十八番(おはこ)のロシア音楽集。
まず「ロシア国民音楽の祖」グリンカの《カマリンスカヤ》は、同国の民族的な音楽(婚礼の歌と踊り歌)を 素 材 に用いた史上最初期の成功作。舞曲のリズムも重要な、ロシアの名匠でこそ聴きたい音楽だ。
次いでボロディンの《交響曲第2番 》は 、ロシア国民楽派を代表する交響曲。
民族的なテイストはもとより、ドイツ的な重厚さ、叙情的な美しさ、華麗な色彩感などさまざまな要素が盛り込まれた傑作であり、フェドセーエフの指揮で味わえるとなれば、これだけでも足を運ぶ甲か斐いがある。
最後のチャイコフスキーの《交響曲第4番》は、「運命」を描いたドラマ性、ロシア的な哀感、ラテン的な明るさを併せ持つ、この大家の交響曲の中でも華やかな一曲。
1974年から40余年の長きに亘わたって“チャイコフスキー”交響楽団(旧モスクワ放送交響楽団)の芸術監督・首席指揮者を務めるフェドセーエフの真骨頂が発揮されるのは、むろん言うまでもない。
フェドセーエフがソ連時代から揺るぎなき活躍を続けてきた要因のひとつは、ヨーロッパでの高評価で証明される格調の高さ。迫力満点の音楽にも気品が滲にじむその至芸を存分に堪能したい。
[柴田克彦/音楽評論家]

このコンサートの放送予定
5月19日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm〜9:10pm

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これまでに聞いた、  ウラディーミル・フェドセーエフ&N響 の 定期コンサート
指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
5月N響定期は初指揮フェドセーエフ 2013/5/18
4月N響定期はフェドセーエフのロシア 2015/4/18
11月N響定期はフェドセーエフとショパン 2015/11/21

グリンカ/幻想曲「カマリンスカヤ」 N響定期では、今回初めて聞きます
ボロディン/交響曲 第2番 ロ短調   N響定期では、今回初めて聞きます
チャイコフスキー/交響曲 第4番 ヘ短調 作品36 えっ、N響定期では今回が初めて。

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 本日の曲と演奏者のCDなどを聴いてみましょう

グリンカ/幻想曲「カマリンスカヤ」


ボロディン/交響曲 第2番 ロ短調
  

チャイコフスキー/交響曲 第4番 ヘ短調 作品36
   

指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
  

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 ⇒ N響定期演奏会のまとめ 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
 ⇒ N響定期 コンサート 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
 
posted by ベルル at 10:45| 東京 ☀| Comment(0) | コンサートなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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